妊娠を意識しだした頃、図書館でひととおりの「妊娠」「出産」「育児」といったキーワードにひっかかる本を探しては借りて読んでいた。(その中で、若杉ばあちゃんの本にも出逢えたんだったな〜)
あんまり硬く考えるのもイヤだったから、勉強の息抜きという感じでよく借りていたのが、妊娠・出産を描いたコミックエッセイ本。その中でも当時のわたしがいちばん共感できて、読みやすくて、心の支えになったのが、たかはしみきさんの本。
今では、息子さん「のっすん」くんの育児記がぞくぞく出ていて、わたしもとうとうフルコンプ!計4冊。
最初の1冊、「ニンプ道」は思い入れ深いなぁ。
著者・たかはしさんの、子を授かるまでのいきさつが、なんだかわたしと似ていたから。
<「ニンプ道」本文2ページより>
この、ふとしたきっかけで突然「子どもがほしい!!」というスイッチが入るところとか。
その後も思う通りにはいかなくて、不妊専門のクリニックの扉を叩くたかはしさん、本格的な治療の道を考え始めた矢先、のっすんを授かったそう。
授かったのが男児、そして秋産まれというのも偶然だけど共通してるなぁ。
たかはしさんの本は、自分の経験を丁寧に描かれていて、わかりやすくて読みやすいところがとてもいい。
その後の育児本は、これから待ち受ける「男の子育児」への覚悟を胸に刻む教材になりそうだし、その大変な育児の先にある、もっと大きな楽しさや喜びを教えてくれる。
たかはしみきさんの本、妊娠準備中にも、育児中にも、ぜひおすすめ。